オオアカボシウスバ


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オオアカボシウスバはとても高貴な蝶です。 蝶を始めた頃の私は、オオアカボシウスバの仲間はヒマラヤの広いお花畑をフワフワと優雅に飛んでいて、ヒマラヤに登ることが出来る少数の人にしか見ることの出来ない蝶だと思い込んでいました。
オオアカボシウスバはパルナシウス(Parnassius)に属し、この仲間の多くは白い半透明の羽に特徴的な赤い斑を付けています。 死にいくホメロスの唇にとまったといわれる有名な詩神の化身アポロウスバシロチョウもパルナシウスに属しています。 

年月がたち、ようやく私はアポロ蝶やオオアカボシウスバを見にヒマヤラ、ではなく、モンゴルに行ってきました。 モンゴルへ行けばパルなんかそこらじゅうにウジャウジャいて手でいくらでも取れる、と聞いていました。 現実は当然ながら、やはりシビアです。 時期が良くないのか、その年だけの現象か、アポロやオオアカボシは非常に少なくやっとのことで何枚かの写真を撮ることが出来ました。


日本に住むパルナシウス属、ウスバシロチョウやヒメウスバシロチョウは何故か赤い斑を付けていません。 とても残念です。 北海道大雪山に住むウスバキチョウは赤い斑をもっています。 今までに数回ウスバキチョウの写真を撮りに出かけましたが、「ほら、ここに写ってるでしょ」 と指でさすような写真しか撮れていません。


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